今だから集めるファミコンソフト
近年はビデオゲームが普及し、携帯ゲームに至っては幼年児が持っている事も珍しくありません。しかしファミコン創生時は価格の高さによる入手の難しさや、ファミコンを快く思わない層により不当に迫害されリアルタイムで手にできなかった人もいます。これらの当時と違い世相も変化しビデオゲームが受け入れられる下地ができ、価格も抑えられ入手難易度は大幅に引き下げられました。当時大枚を覚悟しなければならなかった物は現在では安く手に入れる事もできます。そう当時市場に出回ったファミコンやソフトを集める絶好の機会なのです。
普及数により圧倒的に集めやすいファミコンソフト
さてテレビゲームのコレクションならファミコンに拘る必要は無いのではないかと疑問に思われる方も多いと思います。当時の競合機のセガマーク3や次世代のメガドライブ／PCエンジンもありますからね。ファミコンの強みはその圧倒的なサードパーティ数と膨大なソフト、多彩な周辺機器にあります。出荷台数や普及数が多い物は年数を経て失われる数が多少あろうと入手の容易さが大幅に変わる事はありません。当時10あったものが6に減ろうと少し探せば見つかる物です。これが当時3～4しか無い物が年数を経て見つかるでしょうか。市場で目にする事は無く個々のサークルやファンサイトを訪ねてようやく目にでき、希少性から価格は高騰してしまっている。当時子供だった人が大人になり財力も蓄えたとはいえ入手困難で高騰してしまっていては中々手を出し辛いのではないでしょうか。
ファミコンソフトならではの特徴とは
テレビゲームは数あれどファミコンソフトにしかない特徴があります。それはカートリッジの色です。ファミコンは子供のおもちゃと考えられていた為子供の目を引く為にカートリッジに様々な色が施されました。同じメーカーでもソフト事に色が違うのは当たり前で、それこそ多彩な色がカートリッジに使われています。更に初期参入サードパーティは自社でカートリッジを作る事が許されていた為、形状も独自の物が多くこの形のカートリッジはこの会社だ！というのが一目でわかる仕組みになっています。更に独自性を出す為に背が高い物や透明で中が見えるもの、発光ダイオードでスイッチオン時に光る物と快挙に暇がありません。後継のスーパーファミコンはファミコン時代と打って変わってグレー一色となり競合機も同様です。こうして集めた際に見える楽しみは他にない特徴と言えますね。
有名なフィギュアや人気が出ているフィギュアの買取は、時価相場で大変に高くなっています。フィギュアを購入した時の金額よりも、高く買い取ってもらえることも多くなっています。
